赤ちゃん子供外来

赤ちゃんの夜泣き

赤ちゃんの夜泣きとは

 赤ちゃんの夜泣きでお悩みですか?
夜泣きとは、寝る前までは機嫌も悪くなかったのに、原因もなく夜中に急に泣きだしどうしても泣きやまないものをいいます。
夜泣きは、2〜3カ月の赤ちゃんから、1歳半ぐらいの子に多くみられます。
あまりに夜泣きが多いと、お父さん・お母さんも寝られずなかなか疲れもとれませんよね。

夜泣きの原因

夜泣きが出やすくなる時期は、赤ちゃんは体とともに心も発達しています。
ですから、見るもの、触るものが初めてのことばかりで、毎日が興奮の連続です。
その昼間の興奮が冷めぬまま寝てしまうため、夜に突然起きて泣いてしまいます。

その他にも、風邪をひいて睡眠リズムが乱れてしまい、そこから毎晩のように夜泣きをするということもよくあります。

夜泣きの治療

子供さんが小さいうちは、大人のように「夜だから寝る」というリズムが整っていません。そこで、小児はりで睡眠リズムを司っている自律神経の働きを整えることで、夜まとまった睡眠をとれるようになります。

また、夜泣きをしてしまった場合は、抱っこをしながら背中を上から下にゆっくりとさすってあげると、子供は安心し、眠りやすい状態になります。
また、寝る前は興奮させないことや、部屋を暗くするなど、赤ちゃんが寝やすい環境を作ってあげることもとても大切です。

小児喘息

小児喘息とは

ぜんそくとは、空気の通り道になっている気道が炎症を起こすことで狭くなり、咳こんだり、息が苦しくなってしまう発作性の呼吸困難のことです。
「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と苦しそうに呼吸をしていませんか?
横になるとさらに苦しそうに呼吸をしていませんか?

このような状態であれば、ぜんそくの発作が出ている合図です。
横になって寝てしまうと呼吸はさらに苦しくなるので、座った状態で肩やからだ全体で息をするようになります。

赤ちゃんは自分で息苦しさを訴えませんので、呼吸のサインを大人が見落とさないよう注意してください。

小児喘息の原因

小児ぜんそくの原因はアレルギーによるものがほとんどです。ハウスダストやカビ、ダニ、花粉、食べ物、ペットの毛などに反応します。
その他、季節や天候の変わり目、冷たい空気、大気汚染、タバコの煙、ストレス、なども発作の引き金になります。

かぜをひくと発作を起こしやすくなるので、冬場はかぜ予防を心がけましょう。

小児喘息の治療

病院では、狭くなっている気管支を広げる気管支拡張剤や抗炎症剤(ステロイド)が処方されます。しかし、長く使うと依存性が出てきますので、あまりすすめられません。
ぜんそくの治療は発作を治める治療より、発作が出ないよう予防の治療がとても大切です。

そこで、小児はりはぜんそく予防にとても効果的です。
胸や背中などある、呼吸器に関するツボに小児はりで刺激をします。治療をすることで、発作が起こりにくい体質に変わっていきます。
治療中発作が出ていても、次第にぜんそく発作が治まります。また、治療を続けることで発作の頻度がぐんと減りますので、当院には日頃から健康な体作りのために小児はりをしている子供さんが多くいらっしゃいます。

治療以外にも、予防として生活環境を整えることも大切です。ぜんそくの原因になっているものを取り除き、日頃から外の空気を吸わせてください。
また、適度に運動をし、少しずつ体を鍛えるようにしましょう。

子供の難聴

子供の難聴

子供は成長段階であり、構造上の問題から難聴を引き起こしやすくなります。

子供が難聴を発症する原因疾患はさまざまですが、当院で難聴の治療をおこなっているお子さんの殆どが中耳炎による難聴、はしかやムンプス(おたふく)の後に発症した難聴、原因不明の難聴(突発性難聴)です。

難聴の原因

中耳炎

 子供の耳は、成長途中のため大人と比較して小さく、同時に耳管と呼ばれる耳と鼻を連絡している通路の傾きが穏やかなため、くしゃみや咳、鼻をかんだとき、水泳中に鼻水や水が耳に侵入しやすくなってしまいます。そのため、中耳炎を発症し難聴の症状が現れます。

ムンプス難聴

最も回復が難しいとされる難聴の一つがムンプス難聴です。
ムンプスとはおたふく風邪(流行性耳下腺炎)の原因となる「ムンプスウイルス」のことで、この病気にかかると顔、特に耳の下がおたふくのように腫れ上がり高熱がでます。

特に3〜9歳に発症しやすく、症状の一つとして難聴が現れることがあります。高度難聴、そして子供が聞こえなくなったことに気づかず発見が遅くなることから回復が難しいとされています。しかし、鍼灸治療では回復する可能性はあります。

原因不明(突発性難聴など)

子供で突発性難聴等と診断される場合は、成長段階において耳に関係する器官の一部が循環障害を起こしたときに発症します。原因としては感受性豊かな子供が引越しや席替えなど環境が変わるだけでも精神的ストレスにつながり発症することもあります。
また、過剰な運動から内耳の循環障害を起こす場合もあります。子供の難聴は健康診断などで発見される場合が多く、発症からかなりの時間が経過して回復が難しくなることも少なくありません。普段から親御さんが子供の変化を気にかけてください。

構造上の問題

子供は成長段階ですが、ただ大きさが小さいだけではありません。少しずつ、大人の体になるために、さまざまな器官が変化していきます。
特徴的な器官は耳管と呼ばれる、耳と鼻をつないでいる部分です。耳管の役割は、耳の中の圧を一定に保つこと、そして、過剰な音を鼻に貫くためのもの。

ただでさえ大人の耳管より細く短い部分ですが、同時に大人より耳管の角度が浅いことに原因があります。その影響で、中耳炎になりやすかったりすることで、難聴の原因となっています。

子供の難聴治療について

子供は成長段階であり、精神的、肉体的にも感受性が豊かです。良くも悪くも様々な刺激が素直に反応します。
そのため、治療には軽く皮膚のツボに触れるだけの刺さない小児はりを使用します。
大人と違い、子供さんにはこの程度の刺激で十分効果があります。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは

アレルギー体質が原因の慢性の湿疹です。
年齢によって症状の出方に違いがあります。

アトピー性皮膚炎とは、もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られる皮膚の炎症を伴う病気です。

主な症状は「湿疹」と「かゆみ」で、良くなったり悪くなったりを繰り返し(再発)、なかなか治らないこと(慢性)が特徴です。

一般的に、6カ月以上(乳幼児では2カ月以上)続くと慢性と判断します。

アトピーの年代別症状の違い

乳児期

症状が出始めるのは生後2〜3ヶ月ぐらいからです。目の周りやおでこ、頬が赤くなりブツブツができたあと、ジクジクした状態になります。同じ様な湿疹が頭部もふくめ体の広い範囲にでき、強いかゆみのため指でひっかいたり布団に湿疹をこすりつけるような動きがみられます。

幼児期

皮ふがやわらかい首や肘の内側、膝の裏側などに湿疹ができます。かゆみが強く、かきむしっているうちに皮ふがかたくなります。その他の部分は乾燥し、皮ふの表面は鳥肌が立っているように見えます。

小学生

かゆみが強まり、睡眠に支障が出たりイライラが続いたりします。冬の乾燥や夏の汗や汚れが刺激となってかゆみが増します。耳たぶの下が切れたり、耳の後ろがジクジクしたりといった症状もみられます。全体の皮ふがカサカサになって粉をふいたり、皮ふの乾燥が進んだ部分は硬くなった湿疹となります。

中学生以降

中学校に入学すると症状はおさまることが多いです。しかし、症状が改善されない場合、皮ふの乾燥がさらに進み、赤く、硬くなります。

アトピーの原因

乳幼児の場合は食事との関係が深いと考えられていますが、年齢が上がってからはダニやハウスダスト、たばこの煙などの生活環境、遺伝や人間関係、精神的なストレスなど、さまざまな要因が重なり合って発症するといわれています。

アトピーの治療

 アトピー性皮膚炎によく用いられる薬に、ステロイドがあります。
アトピー性皮膚炎の患者さんにとって最もつらいのは、とにかく痒いということです。痒くてかきむしってしまった結果、湿疹や傷ができてしまうと、炎症がさらに悪化してしまうという悪循環にもなります。
痒くて夜も眠れないようなときは、ステロイドを使用して、まずは痒いという症状を抑えてあげることが必要です。

もうひとつ重要なことは、ステロイドに依存しないということ。 ステロイドを使うことで炎症を抑えることができますが、それは対症療法でしかありません。
ステロイド自体がアトピー性皮膚炎を治しているわけではないのです。

そこで、一番大切なことは、アトピーはアレルギー体質が原因ですから、その体質そのものを変えてあげることです。

体質を変える方法として、小児はりがあります。

小児はりで皮ふを強くするツボや体の余分な熱をとるツボを優しく刺激することで赤みやかゆみ、皮ふの乾燥を抑えます。
アトピーはアレルギー体質が原因なので即効性を求めるのは難しいですが、継続的に治療すると皮ふの再生力が高まり、アレルギー反応が出にくくなってきますので、アトピー症状に悩むことなく楽に過ごせるようになります。

小児鍼とは

小児鍼のすすめ

子供は急な発熱、風邪や夜泣き、などいろいろな症状が出てきます。
原因のひとつは、心臓の拍動や呼吸を無意識におこなう働きがある自律神経が発達途中だからです。
しかし、病気の都度薬を飲んでいては、体の弱い病気がちな子供になってしまいます。
そんな時こそ「小児鍼」の治療が効果的!

抗生物質ができてから、現代人は病気を克服できるようになってきました。反面、その恩恵を受けるとともに、自分自身で病気を治す力が弱ってきました。
そんな現代人が自分で病気を治す力、すなわち自然治癒力という働きを活性化させるために効果的なのが鍼灸治療です。
そして、抗生物質で病弱な体になるまえ、すなわち子供のころから鍼灸治療をすることで、将来、病気と闘う力を手に入れることができます。
特に、かぜ、便秘、ぜんそく、アトピーなどには歴然とした差が出てきます。小児はりは生後すぐから適応となります。
子供のために親がしてあげられること、それは小児はりで健康な体を作ってあげることではないでしょうか。

小児鍼とは

小児鍼とは、子供の病気を治療するための鍼治療をさします。 小児鍼といってもお灸をする場合もあります。
もちろん、子供でも大丈夫な熱くない、嫌がらないお灸です。
大人と違い、子供は感受性が豊かです。そのため、ちょっとしたことで病気になる反面、皮ふをつついたりこすったりする軽く皮ふに刺激をする刺さない鍼を使用するだけで十分な効果があらわれます。
小児鍼をしている時は、くすぐったくて笑っているお子さんばかり。治療中や治療後の帰路で寝てしまう子もいるくらいです。

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