ともろです。
先日、NHKで「東洋医学ホントのチカラ」は、健康長寿SP!鍼灸、リハビリや、太極拳など特集でした。出演、解説された先生方は、私もよく連絡をとる先生方で、鍼灸の研究と普及活動にご尽力されている先生です。
鍼灸治療は、西洋医学よりもはるかに歴史のある医学で、自然の摂理に従った医学です。そのため、対症療法の薬や処置ではなく、根本の原因から自分で治すチカラにスイッチを入れる治療法です。
また、自然の摂理とは、目先の原因ではなく、月の引力や今住んでいる土地の風土の影響も考えます。よくあるのは、前回の記事で書いた、シーバス釣りに人気の「バチ抜け」。これは潮の干満の差が最も大きい満月の日に、ゴカイが産卵するものです。他にも、サンゴも満月に産卵することが多いですが、人間でも同様に、昔から満月に産気づくと言われています。
昔の童話では、満月を見ると狼男に変身してしまう。ドラゴンボールでは、満月を見るとサイヤジン?大猿に変身してしまう自然の摂理をモチーフにしています。
風土の影響とは、例えばここ舞阪のような沿岸部では、海産物を多く食べるため塩分摂取が多く、塩による体調不良になりやすい、北国(特に中国でいう)では、作物が育たないため、酪農をして乳製品の摂取が多いのでその影響で隊長を崩しやすいと言われています。
鍼灸治療では、はじめの診察の際に、生まれ育った地域や今住んでいる地域をお聞きし、今までどのような影響を受けて今の症状につながっているのか推測します。
このような背景の中で、鍼灸治療は自然の摂理に沿っておこなうため、薬を使わず、インフルエンザなどの感染症、妊娠中の逆子や突発性難聴など特殊な症状にも対応することができます。
少し長くなってしまいましたが、鍼灸治療の良さを下の共有した動画から感じていただければと思いました。
以上