ともろです。
塗装屋さんが腱鞘炎でと当院に来院されました。
問診していると、シーリング(コーキング)のご依頼が連続して指が痛くて動かしにくくなったと。
シーリングは、お風呂場の防水対策で聞いたことありましたが腱鞘炎になるほどかな?と思っていたら、家の外壁丸々が
休みなく何件も続いていたと

話を続けていると、ボンドブレーカーというものを壁と壁のつなぎ目に貼って、つなぎ目の奥にシーリング材がつかないようにして二面接着させるのが面倒くさいと

シーリング材をつかないようにする?どういうこと?
話を聞くと、日本は湿度と季節の寒暖差があるので、壁と壁とその隙間の奥で三面接着にすると、伸縮に耐えられず、ひび割れやはがれを起こす原因になると。そのため二面接着が基本らしいです。

シーリングは、まずは古いシーリングを剥がすことから。これがカッターで切るので大変でしょうねと。。。
私もDIY好きなのでやってみたいですが、本職の人の話を聞くと頭が下がります。

やっと本題です。手の使い過ぎの腱鞘炎は鍼灸治療がよく効きます。
手が痛い時、湿布を使うのがほとんどですが、なかなか良くなりません。
使わないのが一番ですが、仕事を休めない人が多いのでなんとか治療しながら仕事を続けるしかありません。

腱鞘炎に対する鍼灸治療の効果は、
- 局所的な鎮痛効果
- 脳内での鎮痛効果
- 修復作用(治癒力)の向上
- 運動機能の向上
などたくさんあげられます。
まずは痛みを感じたら、すぐに治療するのが回復の近道です。
以上