ともろです
以前、関ジャニ∞クロニクルの番組で夏サウナ特集をやっていました。
最近は「ロウリュウ」という、フィンランド発祥の湿度の高いサウナが流行っているようです。
番組の中では、のっけから裸で腰にタオルを巻いたサングラス姿の高橋克典さんが登場、非常に濃い始まり方でした。
そして、サウナマニアの間では、「ととのう」というキーワードを崇拝しているようです。「ととのう」と言われれば「整いました」がネタのねずっちを思い出しましたが、そうではないようです。
整うとは、サウナに入った時、交感神経が刺激され興奮し、アドレナリンが分泌します。ある程度サウナで蒸された後、今度は水風呂で一気に冷却、そうすると、今度は急激に交感神経の興奮がおさまり、リラックスする副交感神経が働くということです。
ん…?? これは…鍼灸治療に似ていますね。

鍼灸治療では、サウナのような自律神経のアップダウンは無いですが、来院時すでに日々のストレスで過剰な興奮状態、治療開始とともに交感神経の働きをしっかりと落ち着かせ、反比例する形で、リラックスするための副交感神経を働かせてくれます。
鍼灸治療の効果は、血行を良くするだけではありません。痛みを取るだけではありません。自律神経機能の調節と免疫機能の向上が真髄です。
詳しく知りたい方は、科学もみとめる はりのチカラpdfを御覧ください。
鍼灸治療は、水風呂のようなビックリするものでもありません。治療中からよだれを垂らしてグーグー眠るようなリラックスできるものです。もうすぐ梅雨入り、本格的な湿気が来る前に、今年は鍼灸治療で仕事、勉強、育児、家事など日頃の疲れを癒やしましょう。
以上