ともろです
今年は、七夕前から暑くて逃げ場がないですね。
みなさんは、すでに夏バテモードに入っていませんか?
当院では、夏の土用になると焙烙灸(ほうろくきゅう)という頭の上に素焼きのお皿をのせてお灸で温める無料体験イベントをおこなっています。

「焙烙灸(ほうろくきゅう)」は、昔から夏の土用の丑の日に夏バテ防止や病気予防のために伝統的におこなわれてきた行事です。
一説によると、炎天下で暑さ負けした武将(武田信玄)が、カブトの上から灸をすえたところ、たちどころに全快したのが、「ほうろく灸」という伝統行事になったとも伝えられているそうです。
頭のテッペンには、「百会(ひゃくえ)」と言うツボがあります。百会は全ての経絡の交わる場所で、自律神経を整え、活性化させてくれます。暑さでのぼせ、乱れた自律神経を整えることで夏バテ解消、予防につながります。
土用は1年に4回、季節の変わり目にあり、病気をしやすい時です。
今年の夏の土用は、7月19日から8月6日まで。土用の丑の日は、7月19日(土)と7月31日(木)の2回あります。

お灸の温かさを調節することで、子どもにも人気が出てしまいました。
子どもといえば、朝起きれなくなったり、頭やお腹が痛くなり学校にいけなくなる起立性調節障害という自律神経の病気があります。
子どもでも鍼灸治療で起立性調節障害を改善することができるので、夏休みになると子ども患者さんが増える傾向にあります。

残念ながら、今年はスケジュールが合わなく、焙烙灸の無料体験はできそうにありません。
上の写真のような一般的なお灸はできますので、最近体調がすぐれない方はお気軽にご相談ください。
以上
専門外来|起立性調節障害
専門外来|自律神経失調症