ともろです
色覚多様性という言葉をご存知ですか?
2017年に日本遺伝学会で提唱された言葉で、もともと、「色盲・色弱・色覚異常」を色覚多様性と定義しています。
色を正しく識別できない色覚異常では、見えにくい色や程度は人によって異なり、日本では男性は20人に1人、女性は500人に1人の割合でいるといわれています。
2021年3月30日(火)、日本テレビのNEWS ZEROでは、津波ハザードマップで避難所を示す赤、浸水が想定されるエリアを示す緑、は色覚異常のある人にとって区別しにくいといわれています。
実際にどんな見え方かというと、青色(緑色)信号機では
↓ ↓ ↓

↑ これが通常 ↑
しかし色覚異常があると ↓ ↓ ↓

↑ こんなふうに黄色?っぽく ↑ 見えてしまいます。
現在、色覚多様性に合わせた取り組みが広がっていて、人気ゲームの「ぷよぷよ」では、色の見え方を変えられる機能を取り入れたり、「ファイナルファンタジーXIV」では、見やすい色に調整できると紹介されました。

実はこの色覚異常、鍼灸治療で回復する可能性があります。遺伝要素が強い色覚異常でも、回復する患者さんは少なくありません。特に、
信号機がはっきり見えにくい
自衛隊の試験がある
など
日常生活に支障がある人、特殊な職業に就きたい人から鍼灸治療のご要望があります。
回復が一番ですが、バリアフリーのカテゴリーが増えていくことを願います。気になる方、お知り合いがいたらご連絡下さい。
最後に、見出し画像の本当の見え方はこちら↓

色覚以上の検査では↓下の数字が見えれば大丈夫です。

以上