長命痛~江戸時代から続く現代病~

江戸時代から続く五十肩の治療

ともろです

気がつけば今日は春分の日、お彼岸も過ぎて本格的な暖かさが訪れればいいですね。さて、今日は「長命痛」という聞き慣れない言葉についてです。

音だけ聞くと、「養命酒」と間違えそうですが、長命痛とは江戸時代にあった言葉です。江戸時代の「困学穴法」という書物には、「長命痛」と記されており、現在の言葉に直すと五十肩のことを指します。ということは、江戸時代から五十肩の治療法として鍼灸治療のことを紹介していたということです。当時より、浮世絵、風刺画に登場していた五十肩の鍼灸治療がありました。

江戸時代の五十肩のお灸

現在 五十肩に対する鍼灸治療は、

五十肩に対する鍼灸治療
  • 急性期
  • 拘縮期
  • 回復期

と、病態に合わせて適切な治療法をおこないます。

PC業務やスマホで固まった肩、日曜大工で痛めた肩、釣りで固まった肩、五十肩にこそ鍼灸治療がいいですよ。

以上

専門外来|五十肩