地域医療と地域の鍼灸院の関わりを考える

地域医療と地域の鍼灸院の関わりを考える

ともろです

生と死を考える会全国協議会全国大会、二日目は地域医療をおこなっている医師との対談です。

阪神・淡路大震災から30年、東日本大震災から14年、能登半島地震からは1年が経過しました。

当時被災された方にとっては、何年経っても大切な人を失った悲しみや後悔、想いが消えることはないと思います。

思い出したい時もあれば、思い出すことがつらい時もあったり、苦しいけれど忘れてほしくはなかったり、想いは様々だと思います。

ひとりひとり「かけがえのない大切ないのち」です。

そんな「いのちの大切さ」について共に考え・語り・学ぶイベントとなる生と死を考える会全国協議会全国大会IN豊橋

二日目の登壇は、『地域医療と地域の鍼灸院の関わり』に当院グループ総院長である齋藤剛康が鍼灸師であり医師でもある寺澤佳洋氏とともに講演・対談をおこないました。

寺澤医師は同じ、明治鍼灸大学(現明治国際医療大学)を卒業した後 医師免許を取得し、医師の立場で鍼灸治療を普及させている先生です。私にとっても、大学の後輩に当たる人物です。

地域医療と地域の鍼灸院の関わり

相性はてらぽん(てらぽんチャンネル)。総合診療研修を希望する医師(専攻医)が日本一医師の集まる病院として知られている豊田地域医療センターに勤務したのち、現在は長崎県南島原市 口之津病院を拠点として地域医療に尽力されています。

寺澤医師は、地域医療の中で、医師と鍼灸師の橋渡しを考え、鍼灸師にできること、医師が疑問に思っている鍼灸師のことを
鍼灸師目線で医師に説明されています。

鍼灸師は昔ながらの赤ひげ先生のような町医者的存在です。たとえば「めまい」を感じた時、皆さんはどの病院にかかられますか?

めまいといったら内科?耳鼻科?脳神経外科?心療内科?

一般的な医療機関では、各分野のめまいで疑いがなかった時、別の科に紹介します。しかし、鍼灸治療の場合、どの科のめまいでも対応可能です。(手術等必要な場合を除く)

現在の日本のように、健康保険制度がなかった時代ではこれが当たり前です。そして近年、昔と同じような流れが戻ってきています。どの病院に行っても原因がわからなかった時、どんな治療をしても治らなかった時、どこの病院に行っていいのかわからない時、そんな時は鍼灸院へご相談ください。

鍼灸治療は患者さんの一番近くで手当できる医療です。

以上

 ともろ鍼灸院 

浜松市中央区舞阪町舞阪 2683
電話:053-592-2299