ともろです
コロナ後遺症の新しい症状が問題となっています。
倦怠感などの後遺症があるのにもかかわらず、無理して仕事復帰すると、急に3日以上寝込んでほとんど動けなくなるというものです。
これは仕事復帰だけでなく、運動やストレス、デスクワークなど一定の負荷を超えてしまうと突発的にあらわれてしまいます。
当院でもコロナ後遺症の患者さんで最も多い強く残る症状は「倦怠感」です。
その中でも怖いのは、Post-exertional malaiseと呼ばれる「労作後倦怠感」です。


今までコロナ後遺症で存在していた、倦怠感やすぐ疲労してしまう症状に留まらず、PEMがあるのにだるさが出てしまうレベルで身体を動かしてしまうと、数日~数カ月も寝たきりになる「クラッシュ」を起こすことがあります。
※ヘルシスト(ヒラハタクリニック)
基本的に、労作後倦怠感がある場合は、
心身ともにストレスを与えない
→クラッシュが起きないよう慎重に心身の労作をコントロールする必要がある
ことを心掛けなければなりません。
また、倦怠感を含めた後遺症の症状を早めに治療することが必要です。
労作後倦怠感の特徴
- 軽い労作後や、ストレスのあと、5時間~48時間後に急激に強い倦怠感他の症状が出てしまう状態。
- 近所への買い物や、パートナーとの喧嘩などの後、直後は大丈夫だが、その数時間後または翌日になってから、急激にだるくなる、などが典型的な症状。
人によっては、様子をみながら長期的な対応が必要かもしれませんが、体の根本的な免疫力を正常化かつ活性化させ、後遺症の機能不全から脱却しなければなりません。
鍼灸治療の良いところは、からだに良い方向に向かってくれるよう誘導するスイッチを入れられます。
コロナ感染後の症状でお悩みの時は、お早めにご相談ください。
患者さん一人ひとりに適した治療法をご提案します。
以上
専門外来|コロナ後遺症